トビタテ!留学JAPAN 保護者体験記②~書類審査~

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~応募のきっかけ~より続く

 

そもそもトビタテ!とはなんぞや?

政府だけではなく、官民協働のもと社会総掛かりで取り組む
「留学促進キャンペーン」です。(文部科学省HPより)

 

ざっくり私がとらえた感じは

日本の高校生・大学生にもっと留学の機会を持ってほしい。

しかし費用がネックになってなかなか実現できない人も多い。

政府が旗振りをして企業からもお金を集め奨学金を出しますからもっとみんな留学してね!

という風に理解した(異論は認めます

 

応募要項にはいろいろなことが書いてありよく読みましょう。

(ほんとに!)

 

大事なのは

「どの国で」「どの位の期間」「何を学びたいのか」

これは自分で設定しないといけないのです。

「英語を学びたい」ではいけないのです。(語学留学はNG)

 

まず、応募は「ガクシー」という奨学金サイトにプロフィールなどを登録するところから。

コースは3つあるのでコースと期間、行先、受け入れ機関なども登録します。

それとすべてのやり取りは高校を通じてするのでご注意ください。

 

そしてここからが本番!

・応募した理由(500文字)

・コース選択の理由(300文字)

・留学のタイトル

・留学計画のキーワード3つ

・留学計画の概要(300文字)

・計画に向け努力していること(500文字)

・海外での探究活動(1000文字)その添付資料

・留学中に海外に向け日本の良さを発信する「アンバサダー活動」プラン(500文字)

・帰国後に日本の学生に留学の体験を伝える「エヴァンジェリスト活動」プラン(500文字)

・今まで学校で主体性・多様性・共同性について取り組み学んだこと(500文字)

・高校卒業後の進路や10年後の将来(500文字)

・国境を越えた学びをどう社会に還元していくのか(500文字)

・自己PR(A41枚)

といった感じです。

 

見ているだけで気が重くなっていく量です。

うちの息子もどんよりしていましたが、

数十万円のお金を高校生に出すのだからこれくらいの書類作成は当たり前!

ここでくじけるような人間を排除するための応募書類でもあるんだから!とはっぱをかけました。

 

息子はたたき台を作り、先生に確認してもらい手直しをし、

私も何度か見せてもらいもっとこうしたら?いう話はしました。

学校によっては、トビタテに力を入れて年間何人も排出している学校もあり

参考資料が豊富にあるところもあるかもしれません。

実際、息子がお会いした合格者の中にはこのトビタテ!に行きたくてその高校を選んだという人も複数いたみたいです。

高校入学前から行きたい気持ちがあるなら

トビタテ!のWEB SITEに高校別の合格者数が載っているのでそこを狙うのもありかなあと思います。

 

また、間に留学エージェントを挟む場合、そこが力になってくれることもあるようです。

 

その知識がなかった我が家は書類を作るのになかなか手こずりました。

 

私がなんとなく感じた書類審査の秘訣は

留学を決意するまでのストーリー

このトビタテでしか実現できないような意義のある留学生活

応募要項「求める人材像」をガン見、自分がその人材にあてはまっているという熱いアピール

あたりかなあと(異論は認める

 

うちの息子は

高校にいろんな国から出稽古に来ていたのでその交流があったこと

前年にウクライナ・ポーランドのチームが来て高校に1週間ほど滞在し、戦争や平和について考えたこと

寮生活や部活で協調性やリーダーシップを学んだこと

などを中心に書いていました。

 

応募したけど合否がなかなか出ず

やきもきしましたが

一次通過の連絡をもらったときはほっとしました。

 

トビタテ!留学JAPAN

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