娘が学校に行かなくなった話⑦

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娘が学校に行かなくなった話⑥の続き

 

娘が自宅に帰ってきた日。

 

なんと言おうか、

なんと言ってくるだろうか、

どんな態度で接したらいいだろうか・・・。

 

ドキドキしてる母。

しかし現実にはそんな心配は全く不要だったのだ。

 

娘は帰るなり部屋に閉じこもり

そして一歩も出てこなかった。

 

幸か不幸か?

玄関入って廊下を挟み

すぐ脇が娘の部屋、向かいがトイレという

典型的3LDKマンションの作り故

娘はあたしがいるリビングに顔を出すことはなかった。

 

「お帰り!」と何もなかったように接しよう!との決意もむなしく(笑。

 

「えええ~~~!そうくるかぁ?」

どう反応していいのか分からなかったので

あたしも声をかけるタイミングを逃した。

 

結局声をかけずじまいのまま

その日は終わり。

それから何日も部屋から出てこず顔を合わせることはなかった。

 

どうやらアルバイトだけは行ってるようなので

引きこもりの心配はなさそう。

 

ご飯だけは食べさせないと!

親の務めだわ!

おなか空いてるとロクなことはないのよ!

と朝晩ご飯配達人としてせっせとご飯は運んだけど。

 

「ちきゅうのへいわをまもるごはん」

とか言ってるあたしが

家庭の平和を守れなくてどーすんのよ。。。とほほ(昭和

 

戸惑い10%

思春期やし、触らぬ神にたたりなし50%

時間が解決してくれるはずだ!うん30%

困ったなぁ10%

(あたしの心の中)

 

時は過ぎ

2月も終わろうかとしていた。

 

3月頭には、

娘を小さいころからかわいがってくれた後輩の結婚式が予定されている。

娘にも絶対来てほしい!と言って

ワンピースを用意してくれていたが

合わせる靴はない。

ヘアセットもどうするんだろう。

 

そろそろどうにかしないと。

 

続く

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